かるく本でも読むか

本との出会いは一期一会。

後宮の烏 著:白川紺子 感想

最近オレンジ文庫が気になってまして、先月オレンジ文庫のサイトを見たときに特集サイトかなにか組まれてまして気になってはいたのですが、「なんか難しそう。歴史モノかな?」と絵とタイトルから思っていて購入していませんでした。

けれど、特に読みたい本がなく。何を読もうかと思っていたときについついキンドルで購入しました。結果、大当たり!めっちゃおもしろかったです!

 

同じ後宮ということもあり『薬師のひとりごと』に雰囲気は似てるかなという気がしますのでどちらか好きな方は二つとも読んでみてください。

ちなみに『薬師のひとりごと』はネットで読んでいたので今度は書籍版の方を買って読もうかなひそかに思っております。

後宮の烏は、後宮に住むが夜噺をしない妃です。

一種の占い師のようななにか困ったときに頼ったり、呪殺したりと色々なことができる人です。

先代はおばあちゃんだったのですが、今は年若いきれいな女の子です。

術が使えて冷静でお人よしでと私の好きなヒロインわりとどんぴしゃで好きです。

最初は一人だった彼女が徐々に色々な人と触れ合い人間らしくなる姿はかわいいなぁ。幸せになってほしいな。と願うばかりです。

勝手にシリーズものなのかと思っていたのですが、どうやらこの1冊しか出てないみたいですね。

続き出たら買います。