しっかりものの女子大生がなぜか陰陽師のお嫁さんに!?
どうも、ゆんかです。
今回紹介するのは、秋田 みやびさん著作のぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)です。
(ぼんくら陰陽師の鬼嫁)
京都は左京区、哲学の道にほど近い公園で。何かと不幸な体質の野崎芹は、やむなき事情で住処をなくして途方に暮れていた。そんな彼女に手を差し伸べたのは、通りすがりの陰陽師・北御門皇臥。なんと彼の式神が視えた芹を、嫁に迎えたいということで…!?破格の条件につられ仮嫁契約を交わす芹。ところが皇臥は式神以外の能力がない、ぼんくら陰陽師だった!怪奇事件にも逃げ腰で、悠々自適の生活のはずが家計がピンチ。ここに芹はプロの嫁として、立ち上がることを決意するのだった―退魔お仕事嫁物語、開幕!(bookデータベースより)
天涯孤独ながらもバイトで生計を立てて大学に通っていた女子大生が火事でアパートが燃え、バイトにクビになってしまい途方に暮れているときに利害関係の一致から結婚するという話です。
かわいい式神達が頼りになります。
また、登場人物達は皆クセがあり面白いです。
旦那さんの陰陽師である皇臥はイケメンなのにヘタレな感じで、しっかりものな主人公の芹とお似合いです。
依頼を受けて解決するのですが、陰陽の五行のお話とかは難しかったです。けれど、よく出来たお話だと思いました。
最後の方では、なぜ皇臥が芹に結婚についての話を持ちかけたかの理由が分かります。
個人的にはきちんと理由があった方が納得できるタイプなのですっきりしました!