転生して最強だけどギルド職員やってます。「ギルドのチートな受付嬢」
どうも、ゆんかです。
今回本の感想含めた紹介をするのは夏にコタツさん著作のギルドのチートな受付嬢 です。
(ギルドのチートな受付嬢)
ある日ドジっ子の神様により、間違えて命を奪われた秋野友昭。お詫びにとチートし放題の転生を持ちかけられ嬉々として受け入れるが、生まれ変わった姿はエルフの女の子だった!それから時は経ち、友昭は才色兼備の受付嬢・イリアとして、ギルド連合リュネヴィル支部で働いていた。剣と魔法の世界で、ギルドの仕事が今日も始まる。「小説家になろう」で大人気、チートな受付嬢が紡ぐ異世界ファンタジーが、全編大幅加筆修正でついに書籍化。書き下ろし番外編『イリアのチートな知人たち』では、web版では描かれなかったタイラントスパイダー戦の模様も収録。(bookデータベースより)
気になっていたのですが、アマゾンレビューの賛否両論の感想から読むか悩んでました。
けど、面白いかどうかは人それぞれだと思うためとりあえず一巻を読んでみました!
表紙の主人公がかわいいね。
読んで行く内に、低評価の感想にあった読者置いてきぼりやいきなり話が進んでいるという意味が理解できた。
これは主人公のイリアが転生してチート能力を授かり一通り能力を使い暴れてから、落ち着いてギルド職員として働くようになってからの話だからである。
もしかしたら今後、過去の話を掘り下げられていくのかもしれないが、いきなり親しげな登場人物達や過去ありきで話が進んでいくため確かに読んでいて少し戸惑いはある。
ただ、アニメでよく原作では中盤や終盤のシーンを一話に持ってきて、そのあとに時系列で放送するという手法に慣れているため、個人的にはそこまで気にはならなかったです。
主人公がチートであるため安心して読めるのですが、基本的に彼女自身が動くことはなかったです。
討伐なども作戦は立てますが、あくまでも実行するのは他の冒険者達です。
かつては自分自身で戦ったりしたことがあるみたいですが、今はギルド職員であるため討伐に加わることはありません。
龍神や麒麟、ダークエルフの長老や国王と知り合いであると作中の会話の中でありますが、いきなり登場人物がビッグすぎて引くというか、第1部ぶっとばして第2部を見せられている感じは確かにありました。
けど、盗賊ギルドからギルド職員になり普通の生活の楽しさを知った獣人の二人が可愛かったので個人的には面白かったと思います。
ただ、過去に何かあったんだろうけどそれが語られないまま、イリア好き!と多くの人と慕われているのを見ると少し合わないなぁ、という感じはしました。
チートや愛されが苦手な人にはあまりおすすめはできないかな、と思います。
逆にそれらが苦手ではないなら楽しめるかと思います。
□コミック