竜と巫女の関係性にきゅん!「蒼竜の側用人」
どうもです。看護師のゆんかです。 今回、感想含めた紹介をするのは蒼竜の側用人
です。(蒼竜の側用人)
生まれ育った村に居場所を無くした巫女・ルクル。村を飛び出した彼女が得た仕事は、アズファレオ王国の宮殿に棲む一匹の竜の世話だった。気性の荒い竜・ユリウスに初めは恐る恐る接していたルクルだったが、少しずつ彼の不器用な優しさに気付きはじめる。そして、次第に明かされる王国と竜を巡る秘密とは…?少女と竜が織りなすファンタジー・ロマンス!
2016年5月刊。(内容紹介より)
現在7巻まで発売中です!
簡単なあらすじ含めた感想を書いていきますね!
双子の巫女として育っていた主人公のルクルは姉の方が優れており劣等感を感じていました。
そのため跡目は姉が継ぎ、ルクルは竜の世話係として城へ招かれます。
そこにいたのは、大きく、そして喋る竜でした。
そっけなく、威圧感のある姿に最初はびくびくとするルクルですが、鱗によって怪我してしまったルクルを不器用に気遣う様子や優しさに触れて仲良くなっていきます。
そんな竜が実は王様だったことが明らかになり、その後も世話係としてルクルはそばにいることになります。
一度は竜から人の姿に戻った王のユリウスを見て、え?竜にもう戻れないの!?と人外好きとして内心焦ったのですが、人間に戻れたのはほんの一瞬、再び竜の姿へと戻りました。
元々、人間だったころも人と深いかかわりをしていなかったユリウスと明るく素直なルクルの関係性は少しずつ進んでおり、とてもほんわかと優しく見守りたい気持ちになります。
ルクルは恋愛感情を抱いている描写はほとんどありませんが、ユリウスは他の男や竜と仲良くしているルクルを見て嫉妬したりととてもかわいいです。
人外好きや竜好き、ファンタジー好きにはとってもおすすめの作品なのでぜひ読んでみてください!