痒いところに手が届く!おすすめ入門書「マナーはいらない 小説の書きかた講座」
こーゆーのが欲しかった!
【三浦しをんが的確かつ楽しく伝える、小説の書きかた講座。 伝説のWeb連載「小説を書くためのプチアドバイス」が、書きおろしやコラムを加え、『マナーはいらない 小説の書きかた講座』として、ついに単行本化! 長編・短編を問わず、小説を「書く人」「書きたい人」へ。人称、構成、推敲など基本のキから、タイトルのつけ方や取材方法まで、本書タイトルにあやかって「コース仕立て」でお届けする大充実の全二十四皿。あの作品の誕生秘話や、手書き構想メモを初公開。もちろん(某きらめく一族への)爆笑激愛こぼれ話も満載で、全・三浦しをんファン必読の書!】 amazon作品紹介より
『マナーはいらない 小説の書きかた講座』
著作:三浦しをん様
私最近、趣味で小説を書いているのですが、ちょうど知りたかった情報がここにはありました。
いくつか小説を書くための本を読んだことがあったのですが、その上でどうしたら良いんだろう?と思っていた部分に対しての疑問に答えてくれる本でした。
例えば、
・「1行アキ」はいつ入れたらいいの?
・小説を書くのに経験は必要なの?
・自分の作品は他の人に見せて修正した方がいいのか?
・長い小説を書けるようになるのか?
・小説を書いていて楽しいのか?
など個人的に知りたかった部分でめちゃくちゃためになりました。
その回答も、こういうやり方もあるけど、結局は自分のやり方が一番だよ!という感じでメリットを話しながらも読者を肯定してくれる書き方のため、「はぁ、自分ってダメなんだ」と落ち込まずに読むことができます。
あと、私は小説の書き方として『一人称』『三人称』は知っていたのですが、今回『三人称単一視点』を初めて知りました。私が知っていた三人称は『三人称他視点』いわゆる神の視点といわれるものだけだったので、『三人称単一視点』があることを知れたことがとても大きい経験になりました。
『三人称単一視点』が自分に合って書きやすそうだったので今度チャレンジしてみたいと思います!
小説家を目指す人、特に小説を書き始めたばかりの人にぜひ!おすすめしたい作品です。
※作者様が映画「HiGH&LOW 」にハマっていて、結構作中に出てきます。私はそれほど気にせずにスルーして読んでいたのですが、その話は聞きたくない!という方にだけ注意が必要です。
→こちらの本も最近読んだのですが、現在進行形で小説を書くのにとても役に立っています。