かるく本でも読むか

本との出会いは一期一会。

医療×ミステリーの超人気作!コミュ力ないが頭脳明晰な童顔医師

どうも、ゆんかです。

今回紹介するのは、知念 実希人さん著作の天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex)です。

天久鷹央の推理カルテ

 

 

統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた…?頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。(bookデータベースより)

 

 

面白かったです。

 


医療系の小説ってあんまり読んだことがなかったのですが、読んでみると医療職をやっているからこそ共感できることや状況が理解しやすいのでより面白いと感じました。

 


もちろん、医療職以外の人でも楽しめる作品になっています。

 


問診や検査をして診断を下すというのは、推理に似ていると思います。

 


そのため、医療とミステリーというのは、異なるジャンルに思えてもマッチしてくるのだろうと感じました。

 


書きたいことは多いのですが、あんまり書くと私情を挟んでしまいそうなので控えます笑

 

病院内で起こる話が多いため、ドクターや看護師、研修医など医療職が多く出てきます。

 

読んで勉強になるかといえば、知ってる知識が出ると知識が少し深まる気がしますが、一から勉強に生かせるかというとそうではない気がしますね。

 

というか作者さんて医者なのかな?と疑問に思いましたがあとがきでは特に触れてなかったので違うんですかね。

 

医者じゃないとしたら知識が豊富ですごいなー。

 

シリーズものになっていますので、また次巻も読みたいと思います。