かるく本でも読むか

本との出会いは一期一会。

快活に生きる78歳のハナさんの生き方が素敵「すぐ死ぬんだから」

 

どうも、ゆんかです。 今回、感想含めた紹介をするのは内館 牧子さん著作のすぐ死ぬんだからです。(すぐ死ぬんだから)

 

78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と東京の麻布で営んでいた酒店を息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。
年を取ることは退化であり、人間60代以上になったら実年齢に見られない努力をするべきだ、という信条を持つハナは美しさと若さを保っており、岩造は「ハナと結婚してよかった」が口癖の穏やかな男だ。
雪男の妻由美には不満があるが、娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて幸せな余生を過ごしているハナだったが、ある日岩造が倒れたところから、思わぬ人生の変転が待ち受けていた。
人は加齢にどこまで抗えるのか。どうすれば品格のある老後を迎えられるのか。
終わった人』でサラリーマンの定年後の人生に光を当てた著者が放つ新「終活」小説!(内容紹介より)


「すぐ死ぬんだから」

そんな衝撃的なタイトルに惹かれ、書店にて購入しました。

 


主人公の78歳の忍ハナさんは、美容や格好に気を使い、60台に見えるほど若々しいです。

 


そんな彼女が、夫と平穏な生活を送っていたのですが、ある日突然、夫が亡くなってしまいます。

 


仲が良かった夫がなくなり意気消沈するハナさん。

 


自らが嫌う、ネガティブな老人になってしまいます。

 


けれど、あることがきっかけで、家族全体が一致団結します。

 


現れるイケメン、美人女医。

 


色々なことを考えながらも最終的には心穏やかに。楽しく過ごすハナさんを見て、私も年をとったらこんな素敵な人になりたいな、と思いました。

 


若い年代の方やハナさんのように高齢の方。

 


老若男女問わずに読んでほしい作品です!