ロイヤルミルクティ過激派の甘党イケメンと大学生の関係性に萌え!「宝石商リチャード氏の謎鑑定2巻」
どうも、ゆんかです。
今回感想、紹介するのは 辻村 七子さん著作の宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊るです。
(宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る)
宝石商リチャードシリーズの2巻となっています。
美貌の敏腕宝石商・リチャード氏の店でバイト中の正義。氏の鑑定眼はますます冴え渡り、日々厄介な謎が持ち込まれる。本日老舗バレエ団から依頼されたのは、死んだバレリーナの呪いがかかったエメラルドのネックレスの謎鑑定。リチャード氏がエメラルドから導き出す意外な真相と石に秘められた想いとは!?宝石に宿る人の心の謎を解き明かすジュエル・ミステリー!(bookデータベースより)
アルバイト先の雇い主とバイトという関係ながら友人?のような不思議な関係の二人です。
複数人のお客が現れるのですが、ガーネットを求めてやってきた女性が自分の誕生石であるガーネットについて詳しく語る姿に、誕生石良いなぁ。私も自分の誕生石欲しいなぁ。とついつい検索してしまいました笑
今まで、宝石に全く興味がなかったのですがこの作品を読んで値段ではなく宝石そのものの魅力があり、安くても良いからお気に入りの宝石をいつか買いたいな、と思いました。
バレエ劇団でエメラルドが紛失する事件では、意外な結末を迎えましたが最後の緑の服を着た人物がもしてかして?となりゾゾゾっと鳥肌が立ちました。怖くないけど急なホラーにびっくりした笑
中学時代の空手部の先輩と正義のやりとりはなんだか社会人ならではの辛さというかどちらの気持ちもわかるからこそ辛かったです。
個人的に一巻のリチャードと正義のやりとりも面白かったのですが2巻も良かったので少し紹介します!
◯正義手作りお菓子を食べてのやりとり!削っている文章もあります。詳しくは本にて!
リチャード「ごちそうさまでした」
正義「おそまつさまでした。あ……あー……」
リチャード ?
正義「今、一瞬、ちょっと良い感じの夫婦っぽかったな?」
リチャード「減給」
◯エメラルド事件にて状況説明をリチャードに求める正義
正義「頼むよ!俺は横文字は苦手なんだっ
て!」
リチャード「私の名前を全部暗記したと笑っていたのはどこの誰です」
正義「それは横文字じゃなくてお前の名前だろ。特別な相手の名前くらい覚えるよ」
誤魔化すために勢いよく水を飲むリチャード。
このシーンが大好きで何度も読みました!
このなんともいえないはっきりしない関係がもーたまらなく良いです。