男装していたことから他国で男だと勘違いされ後宮に行くことに!?「彗星乙女後宮伝」
どうも、ゆんかです。
今回感想含めた紹介をするのは、江本 マシメサさん著作の彗星乙女後宮伝 です。
(彗星乙女後宮伝)
ルヴィエ国第三王子メリクルに仕える騎士であり、男装の麗人でもある伯爵令嬢コーラル。外交使節団で訪れた華烈という国で王子が問題を起こし、処刑されそうになる。身を挺して王子を守ったコーラルが殺されそうになったところで、ある男が待ったをかける。死刑の代わりに彼女に科されたのは、後宮で働かされる刑罰「宮刑」。男はある思惑から、コーラルを後宮へと連れてきたのだった。ただ、華烈の者はコーラルが男であると勘違いをしており―。(BOOKデータベースより)
金髪蒼眼の男装している武官である主人公が他国へ外交へ行く王子の護衛として向かうと王子が姦通罪を犯したと冤罪をかけられてしまう。
王子を庇い自らを処刑してくれと頼むとそれを見た偉い人に後宮に入るように命じられる。
言葉が通じないことや、男装していることから男だと勘違いされてしまうコーラル。
一生懸命なコーラルに後宮のことを教えてくれる青年。
夜這いをかけられたことで男性に不信感を抱いている後宮のトップである貴妃。
貴妃は最初は、主人公に対して少しきつい態度をとっていますが、それも理由あってのことでした。
素直で誠実な主人公に対して周囲が応援してくれ、味方が増えていきます。
この一冊で完結している話なのかと思ったのですが、続きがあるような終わり方だったので次巻がまた出るのだと思います。
男装ものや勘違いものって度が過ぎたりすると苦手なのですが、今作はほどよく。
勘違いもまぁ、しょうがないな、と納得がいく内容なので面白かったです。