かるく本でも読むか

本との出会いは一期一会。

つかの間の休息。いつもの日常が帰ってきた!「宝石商リチャード氏の謎鑑定5 祝福のペリドット」

どうも、ゆんかです。 

 

 今回感想含めた紹介をするのは、以前にも紹介した辻村七子さん著作の宝石商シリーズの第5巻となる祝福のペリドットです。

(宝石商リチャード氏の謎鑑定 祝福のペリドット

 

 

 

イギリスから帰国した正義とリチャード。正義は大学三年生となり、周囲ではそろそろ就職活動が本格化し始めていた。そんなある日、銀座の「エトランジェ」を常連客の乙村が訪れた。乙村は、片想いしていた女性からもらったという桜色のカメオをリチャードと正義に見せる。そして、そのカメオの謎を解いてみないか、と言い出して…?ジュエル・ミステリー第5弾!(BOOKデータベースより)

 

 

リチャードさんの実家の件が前回でひと段落しているので安心して読むことができます。

 

 

ただ、正義が大学3年生になり就活をする必要があるためアルバイトを辞めることになるかも?という話が出てきているため時間よ!止まれ!と思ってしまいました笑

 

 

ただ、正義は多分宝石にまつわる仕事をして今後もリチャードさんと仕事をしていくことになるんじゃないかなー?と予測してます。

 

 

というか願望?

 

 

リチャードさんの師匠であるシャウルさんから、イギリスの実家を出たあと自暴自棄になっていたリチャードさんの話を聞いて色々な困難があって今の彼がいるのだと思うと感慨深かったですし、シャウルさんとリチャードさんが出会って良かったなーと素直に思いました。

 

 

シャウルさんの友人の娘であるモニカの生い立ちは悲しく、以前大学の授業でそういった女性蔑視の文化に苦しんでいる女性がいることは知っていましたが、こういった本の中だけではなく現実にも同じ様に苦しんでいる方がいると考えるとつらいものがありました。

 

 

楽しい話でいくと、正義の想い人である谷本さんが今度リチャードの店に訪問するという件です。

 


谷本さんは一瞬ゴルゴの顔になり。リチャードはにっこり笑った絵文字。

 


これはww

 


微妙に違うのかもしれませんが、恋敵が出会ってしまうかのような不思議なわくわくがあります。

 


残念ながら、今作ではまだ訪問には至ってないため、次巻に期待が膨らみます。

 

 

そういや、ロイヤルミルクティってイギリス発祥だと思ってたんですが、日本発祥?らしいですね。この本で初めて知りました。おら、ひとつ賢くなったぞ!