かわいいエルフの女の子がおいしい保存食を作るよ!「エノク第二部隊の遠征ごはん」
どうも、ゆんかです。
今回本の感想含めた紹介をするのは、江本マシメサさん著作のエノク第二部隊の遠征ごはん です。
(エノク第二部隊の遠征ごはん)
「美しき森の妖精」フォレ・エルフに生まれたものの、貧乏・不器量・無魔力の三重苦に苛まれる少女メル・リスリス。可愛い妹たちをせめて貧乏から救い出したいと、王国騎士団エノクに就職することに。四人しかメンバーがいない第二遠征部隊に衛生兵として配属された彼女がそこで見たものは―石のように硬いパン、噛み切れない謎の干し肉だった!?こんな食事は許せない!遠征先でも美味しいごはんを食べるため、森の妖精の知恵を武器にリスリス衛生兵の戦いが、今始まる。(bookデータベースより)
戦闘をしない衛生兵の女の子が仲間のためにおいしい料理をする話です。
主人公のメルは、エルフ族の女の子なのですが実家が貧乏であることや魔法が使えないことから器量なしと判断され婚約破棄されてしまいます。
自分が結婚できなかったのは良いが、妹たちには結婚資金を用意してきちんとして縁談を用意したいと考え人間の暮らす街へ出稼ぎにやってきました。
そこで、第二遠征部隊の衛生兵として働くことになります。
衛生兵という戦闘には関わらない役割のため戦闘をする人達から何か心無いことを言われないか心配だったのですが、一緒に働く第二部隊の人達は個性は強いが人を傷つけたりはしない優しい人達です。
おまけに今まで不味い保存食を食べていたために料理上手なメルにたいへん感謝しています。
イケメンだけど美女でもあるザラさんという新しい仲間も女子力戦闘力共に高くとても頼りになります。
基本的にほのぼのとしていて安心して読むことができます。
異世界でお料理ものはいくつか本は出ていますが一番好きです。
ありそうでなかった設定が盛りだくさんで続きはどうなるんだろう?とわくわくします。
メル以外の登場人物も魅力的なので過去の話など気になります。
よければ読んでみて下さいね。
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