密室×５人の作家による集大成「鍵のかかった部屋」

どうも、ゆんかです。 今回、感想含めた紹介をするのは「鍵のかかった部屋 5つの密室」という作品です。

私生活がバタバタしていて長い間更新していなかったのですが、ようやく落ち着きましてブログの更新を再開していきたいなと思います。

とはいっても、ブログを書いていない間も読書はしていたのでストックはかなりあります。

まぁ、それを編集する作業が待っているのですが……頑張ります。

ではでは、感想を。

鍵のかかった部屋というお題の元に数人の作家が短編小説を書いた作品です。

似鳥 鶏 , 友井 羊 , 彩瀬 まる , 芦沢 央 , 島田 荘司 という５人の作家による作品が収録されたアンソロジーとなっております。

元々短編小説が好きなために購入しました。

面白かったかと言われると最初は期待よりかは下だったなという印象でした。

それはなぜかというと、一つ一つの作品はとても面白かったのですが、面白いが故に短編に収めてしまうのがもったいなく感じたからです。

それが今作のコンセプトなんだから仕方ないだろうと言われればその通りなのですが、それぞれ出てくる登場人物は短い文章の中でもキャラが立っていて短編ではなくもう少し長い文章で読みたかったなぁと思いました。

しかし、ハッピーエンド？な作品から後味が悪い作品まで幅広くあり、個人的に最後のサンタクロースのお話が切なくて、悲しくて、でも好きな作品でした。