子供の頃からずっと好きな小説「彩雲国物語」
私なら彩雲国でどう生きるんだろう
【貧乏お嬢様の新しいお仕事は、王様の教育係!? 世渡り下手の父のせいで彩雲国屈指の名門ながら、どん底に貧乏な紅家のお嬢様・秀麗。彼女に与えられた大仕事は、貴妃となってダメ王様を再教育することだった……少女小説の金字塔登場!】 Amazon紹介より
マジで好き……。心の礎になっている小説です。
アジアファンタジーのような世界観なのですが、ファンタジーよりも政治がメインです。
名家に生まれながらも貧乏一家で育った秀麗ちゃん。父子家庭で育ちますが、ほけーっとしたお父様を反面教師にたくましく育ちました。
そんな彼女は、王家の跡取り問題で国が大変なことになり、飢餓に苦しんだことがきっかけで国を良くしたい!という想いを抱きます。
しかし、政治家には女性がなれない時代。頑張る彼女とそれを応援する人たちによって政治に携わることができるようになります。
男社会の中で奮闘する秀麗ちゃん。
それに王様との恋愛や不思議な力を持つ一族、神様が加わってファンタジーな一面もありとても楽しんで読むことができます。
ただ、私が一番好きな彩雲国物語の要素はそこではないです。
旧版は完結しており、その後に
こちらの
「彩雲国秘抄 骸骨を乞う」という作品が発売しております。秀麗ちゃんが主役の彩雲国物語だけで止まっている方は、完結まで読んだ後こちらの作品を絶対に読んでほしい。
秀麗ちゃんの話が表だとしたらこちらは裏側の話になります。
秀麗ちゃんが親しくしていた女性は実は…など、秀麗ちゃんたちが知らない真実が含まれています。
これを読むことによって彩雲国物語をより知り、理解することができます。
順風満帆な王道ではなく、主役が知らない仄暗い闇。
表立ってはありませんが、制度として男尊女卑が当たり前の世界。
そんな彩雲国で記憶を持ったまま転生したらどんな生き方をするだろう?とたまに妄想してしまいますw
→アニメ、コミックもあります〜
アニメのOP好き。