狙われる軽井沢。そして綾小路はどう動くのか?「ようこそ実力至上主義の教室へ7」
どうも、ゆんかです。
今回、感想含めた紹介をするのは衣笠彰梧さん著作のようこそ実力至上主義の教室へ 7 です。
まずは1巻の感想からどうぞ!
2学期も終了間近の12月半ば、Dクラスを裏で操る存在Xの特定のため、Cクラス龍園の執拗な調査が開始された。高円寺までもが疑いの対象となり、ターゲットが絞られる中、ついに龍園の魔の手は軽井沢恵に迫り…。そのような状況で清隆は唐突に茶柱先生に呼び止められる。珍しく弱気な表情の茶柱が案内した先にいたのは―「既に退学届は用意させてある。校長とも話がついている。後はおまえがイエスと言えばそれで終わりだ」「あんたの命令が絶対だったのはホワイトルームの中での話だろ。あの部屋はもうない。命令を聞く必要もない」退学を迫る清隆の父親、そして学校の理事長から、秘められた高度育成高等学校のシステムが語られ―!?(bookデータベースより)
いよいよ、Dクラスの暗躍者xを見つけるために龍園が本格的に動き出します。
基本的には、穏やかな日常の話が多かった印象の7巻ですが、その水面下で様々なことが起こっています。
CクラスがDクラスの監視や尾行をしたりと、X探しに力を入れます。
ですが、確信をもって見つけることはできず、ついに軽井沢が目をつけられてしまいます。
前巻である6巻にて、櫛田の服にカンニングが疑われるような紙が仕込まれていました。
その数日前には、カラオケ店で飲み物を軽井沢にかけられていた。
そこから連想されるのは、軽井沢がXと繋がっているということ。
龍園はそう推理し、監視カメラを潰して屋上へ呼び出します。
極寒の中ひたすら水をかけられるという拷問を受ける軽井沢。
綾小路の名前を出すかと思っていましたが、最後まで名前を出すことはありませんでした。
私も言ってしまうものと思っていたので驚きましたが、おそらく軽井沢にとっての綾小路の存在は思っていた以上に大きいものとなっているのだと感じました。
軽井沢さん好きだわー。
見た目ギャルっぽくて強気なのに過去が重くて。でも、暗くならずに前を向いている姿は素直にかっこいいと思います。
龍園は退学こそしなかったものの、リーダーからは降りてしまいました。
今後の彼の活躍はあまり期待できそうにないですが、ここぞというときにまた颯爽と現れてくれそうなので期待してます。
暴力的ですが、彼は理性があり使いどころでは思い切り使いますが、今まではともかくこの学校では不必要には使っていない気がしました。
そしてそして。
軽井沢さんと綾小路くんの今後の関係性も非常に気になります!
綾小路くんの思惑も裏も、自分が嵌められたことも全部分かっていても綾小路くんに従う。
大丈夫?と心配にもなりますが、とにかく続きが読みたくて仕方ありません。