かるく本でも読むか

本との出会いは一期一会。

「伝える」って難しい!読んだら試したくなる文章術「バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則」

文章力、一緒に身につけよ?

 

 

【【●ベストセラー『パン屋ではおにぎりを売れ』の著者による待望の最新作!】 【●伝え⽅は「仕組み」がわかると、すぐうまくなる。】 ★会話、説明、プレゼン、SNS、雑談、企画、面接……すぐに、誰でも使えるノウハウ満載! ★企画した本1000万部超のベストセラー編集者が贈る「心を動かすキャッチコピー、文章のコツ」 ★会社、学校が楽しくなる! 上司・部下、親子、パートナーとの関係が良くなる! ★1000人以上の取材を通して導いた「会話・雑談のストレスが減る超簡単な方法」 ★伝え方ひとつで「自分の時間が増える」「余計なストレスが減る」「自己肯定感が高まる」 ★誰もが知っている、あのヒット商品から学ぶ「意外な伝わる技術」とは? 】アマゾン作品内容より一部抜粋

 

 

『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』

著作:柿内尚文様

 

文章力改善のために読んでみましたが、ベストセラーを何冊も担当されている編集者さんなので何がダメでどう改善したら良いのか具体的に書かれていて非常に勉強になりました。

 

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文章をあまり書かない人でも、会社や夫婦、友人との会話で使うとコミュニケーションが円滑になるかもしれない方法も書かれているため一読の価値ありです。

 

読んだ中で、ここ良かったな!と思った部分を3つ紹介します。

 

【仕事に恥ずかしさをもちこんじゃいけない。

性格と仕事は切り離せ。】(P13より)

 

→引っ込み思案な著者がある言葉で変わることができた言葉なのですが、私自身、自分が以前書いた文章を読むのが恥ずかしいタイプなのでこの言葉が刺さりました。

 

恥ずかしいからと言って見ずにいたら自分の反省すべき点も見えて来ないと痛感しました。より良いものにしたかったら恥ずかしいという気持ちは仕舞い込み、仕事に向き合うべきだと私も考えを改めることができました。

 

「伝える」「伝わる」

→この本では「伝える」「伝わる」という2種類の言葉がよく出てくるのですが、大きな違いは自分主体か相手主体かということです。

自分が伝えることとそれが伝わることはイコールではありません。

 

第1章にて、自分は頑張っているのに仕事ができず上司にゴマスリをする社員の方が評価されているといった趣旨の内容が書かれています。

それに対して「伝え方」が間違っている。つまり、仕事の頑張りを上司に伝えていないために起こっている出来事なのだと著者は言っています。

 

私はこのことに対してとても納得しました。言わなければ伝わらないことの方が世の中、とても多いからです。伝え方って大事だなとこの本を通じて感じました。

 

ファクトとメンタル

ファクト(事実)とメンタル(感情)を使う

 

→すごい! いいね! うまい!と言った言葉は一見伝わりそうで実は何も伝わっていなかったりします。具体的に言ったほうが良いのはわかっていても、じゃあどう言えばいいのかわからずにすごい!と言う言葉を使ってしまうことが多々あります。おそらく私のこのブログでもそうでしょう。

そういった場合に、ファクト(事実)を伝えた後に、すごい!などの感情言葉を重ねることでより具体的に相手に伝えることができるというのです。

 

確かにただ「可愛い」「美人」と褒められるよりも例えば「肌が白くて綺麗ね」や「目がくりくりしていて可愛いね」と言われる方が本心からの言葉だと思って嬉しくなると思います。

 

以上の内容は私が特にタメになったと感じた部分ですが、それ以外にも多くの相手に伝えるための方法が具体的に分かりやすく書かれています。

 

話すことが苦手な人、文章力を上げたい人、仕事でプレゼンをする人など、様々な人におすすめできる1冊となっていますので良かったら読んでみてください。

 

 

→本の中で著者の前作である『パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法』について触れられていたのですが、目を引くタイトルだったのでこちらも気になりました。