チートじゃないけど安心して読める男主人公と仲間たち
どうも、ゆんかです。
今回感想、紹介するのは、岬さん著作の穏やか貴族の休暇のすすめ。です!
(穏やか貴族の休暇のすすめ。)
ファンタジーな世界で宰相として活躍していた青年リゼル。彼はある日突然、更に別の異世界へと転移してしまう。だが、持ち前の頭脳と、人たらしな話術を活かして、彼は上級冒険者ジルを相棒にし、自らも冒険者として華麗に転身。元の世界に戻れるかも解らないのに、「休暇だと思って楽しみます」と軽いノリで口ずさみ、異世界生活を存分に満喫していく。(あらすじより)
書籍も出てますが、小説家になろうで読むことができます。
小説家になろうの方では、タイトルが少し違っており、「休暇だと思って楽しみます。」となっています。
リンク先→https://ncode.syosetu.com/n5128by/
宰相の地位にいた青年が自分のいたところと似ているが異なる世界に異世界転移してしまいます。
他の異世界ものと違うのは、現代からのトリップではなく似た世界であること。
そのため魔法も使うことができます。まぁ、魔法や魔術など少し形式は違うみたいです。
そこで、貴族だった彼はこの世界では貴族ではない。そこから、身分証取得のためもあって冒険者になることを決めます。
最初に出会った第一村人ならぬジルは、全身真っ黒で最強と呼び声高い人物です。なんだかんだで一緒にパーティーを組むことになり、また後でメンバーが一人増えます。
元々貴族であることもあり、この世界の貴族よりも貴族に見える存在感なのですが、本人は冒険者として見られたいようで冒険者らしくということを考えて行動してたりします。
ですが、街の人から、貴族さん、穏やかさんと呼ばれたり荒くれ者の冒険者からも気を使われたりと特殊な扱いを受けてます。
リゼル本人は、それなりに戦えるもののチートや最強ではありません。
しかし、頭が良くある程度先のことは見越した上で行動している様子があります。
変わりに、パーティーメンバーのジルとイレヴンはめちゃくちゃ強いです。
二人はリゼルを慕っているのですが、それは強者への従属あるいは、絶対的君主を慕う臣下のような関係性です。
男ばかりなのでBLなのでは?と思う人もいるかもしれませんが、恋愛には発展しないのでBL苦手な人でも安心して読むことができると思います。
主人公愛され要素はありますが、リゼルはとても魅力的なキャラクターなので慕われる理由が分かるというかリゼルの人身掌握術が素晴らしいというか理由あって慕われているためハーレムとかにありがちななんでこんなモテてるの?とはならないです。
あと、リゼルは本好きなのですが、私も本が好きなので親近感を持ちました。まぁ、頭の出来は全然違うのですがw
個人的に、本好きで異世界もの、小説家になろうで連載という点で話の内容は全く違うのですが、本好きの下剋上を思い出しました。
本好きの下剋上も書籍版出てますが、小説家になろうのサイトでも読むことができます。→https://ncode.syosetu.com/n4830bu/
どちらもすごくおすすめの作品です。ご飯とお風呂以外はほぼ小説読むことになるくらい続きが気になってだめ人間になりますw
書籍を買うのも良いですし、小説家になろうのサイトで読むこともできますのでぜひ読んでみて下さいね!
期待して良いよ!裏切らないから!