人気急上昇!アジアンファンタジー「宮廷神官物語」
どうも、ゆんかです。
今回紹介するのは、榎田 ユウリさん著作の宮廷神官物語です。
(宮廷神官物語)
聖なる白虎の伝説が残る麗虎国。美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇蹟の少年」を探している。彼が持つ「慧眼」は、人の心の善悪を見抜く力があるという。しかし候補となったのは、山奥育ちのやんちゃな少年、天青。「この子にそんな力が?」と疑いつつ、天青と、彼を守る屈強な青年・曹鉄と共に、鶏冠は王都への帰還を目指すが…。心震える絆と冒険を描く、アジアン・ファンタジー!書き下ろしあとがき付き(BOOKデータベースより)
アジアン・ファンタジーというジャンルらしいです。
めっちゃ面白かった!
やっぱファンタジーって良いですね。
こういうファンタジーと中国みたいな要素のある作品たまにありますけど、良いね。
彩雲国物語とか薬屋のひとりごとや後宮の烏も一応似たジャンルになるのかな?と考えると私アジアンファンタジー好きなんだろうと思いますね笑
表紙の美形なお兄さんはお偉い神官さんで、伝承にある第三の目を持つ少年を探して田舎の村へ護衛と一緒に向かいます。
その少年は、親がおらず村人からは差別されていました。
本人も自分は確かに変わった痣はあるが、伝承にある慧眼児と呼ばれるものではない、と内心否定しています。
けれど、慧眼児として王の元へ行くことになります。
なぜ王が慧眼児を求めているのか?
それは、王と権力を二分する大神官を決めるためです。
二人の大神官候補。どちらを選べば良いのか。
王には選ぶことができません。
そのため、伝承にある慧眼児に選んでもらうために探していたのです。
しかし、大神官を巡る争いが水面下で起こってしまいます。
慧眼児とされる天青はほんとうに伝承にある存在なのか?
だれが大神官に選ばれるのか?
ファンタジー要素とどろどろとした権力争いが繰り広げられるとてもわくわくする作品でした。
美形の神官と心の善悪を見抜く慧眼をもつ少年。護衛の曹鉄。三人のだんだんと仲良くなっていく関係性や王子が大変魅力的です!
これからどうなっていくのか!
シリーズものになっていますので彼らの今後の活躍に期待大!です!